情報整理は子供には無理!?

by しおあんママ on 12月 12, 2021

 

【3分で読めちゃうシリーズ】

※この記事は今年の7月に作成されたものを再編集・再投稿しております。

 

こんにちは、しおあんママです。
最近、エアコンをつけないと暑さで疲れるような日も増えてきました。
小1長女に「学校暑いでしょ」と聞くと、「エアコンついてるから暑くない」と言われ、
良い時代だな~と思いました。
(私が学生のころは凍らせたペットボトルを膝に置いて授業うけてたな・・・)

前回・前々回と「業務見える化」について、記事を書いたら結構疲れたので、今回は家庭の中の話を書きたいと思います。

業務改革支援のような仕事をしていると、ある程度の情報整理能力がついてきます。
物事をカテゴリ分けしたり、情報同士の関連性を探したり、体系的にまとめたり、表にしたり。。。
少しずつそんなことが得意になると、業務で活用でき、ありがたいことでした。

しかし、我が家には情報整理という言葉が通用しないものたちがいます。
それは「こども!」
本棚から整理された本を無造作に引き出し、ブックカバーを外しまくって放置したり。
飲んでいたお茶をいきなり「じゃー」とぶちまけたり。
5分前に「トイレ大丈夫?」と聞いたのに、「トイレ行きたい!」と叫んだり。
一体、どういう思考回路してるんだ?と何度思ったことがあるか、数えきれません。

しかし、先日、
子どもたちも子どもたちなりに物事を整理したり関連付けさせたりして
考えているんだなと感じる出来事がありました。

★ケース① 1歳6ヶ月次女ちゃんの場合
夕方の土曜日。長女はテレビでドラえもんを見て、私はご飯の準備をしている中、次女は本を開いたり、積み木を触ったりして一人遊びしていました。
ところが、おもむろにオムツを1枚取り出したかと思うと、
ティッシュケースに向かい、オムツに大量のティッシュを詰め出したのです。
今まで一度も見たことない行動に、「一体なんの儀式?」と困惑しました。
しかし、静止することなく観察していると、ティッシュでパンパンになったオムツを持って満足げな次女がテレビを見ています。
そう、そこには四次元ポケットから道具を出し入れするドラえもんが!!!
オムツを四次元ポケットに見立てている・・・
大人ではにわかに関連付けできないその2つの情報を、
さらっと結びつけることができた次女ちゃんに感動したのでした。

★ケース② 6歳長女ちゃんの場合
ある夜、「ママ、なんで指のところ(関節)にはしわがあるのかな」と長女が言いました。
そこで、しわがないと伸びしろがなくて関節が曲げられないという話を、
指を曲げ伸ばししながら話しました。
その話をきっかけに、長女のしわワールドがいろんな情報と関連付けされて、知っている知識を整理して発展していったのでしょう。
次に出てきた言葉は
「じゃあ、体が大きくなる時って、骨がリーダー?」でした。
正直、どういう繋がりでその話題?しかも意味わからん。と思いますよね。
その後、長女の話をよく聞いてみると、
「ママは私より身体が大きいけど、同じように指やひじにしわがある。
もし、身体が大きくなる時に皮膚より先に骨が大きくなったら、
皮膚は伸ばされてパツパツになっちゃうし、血管も切れちゃう。
ママ、皮膚がパツパツになって痛かったことや、血管切れたことないでしょ?
でも、骨が後に伸びたら、皮膚はしわでブヨブヨになっちゃう。
だから、骨がリーダーで、血管や皮膚に一緒に大きくなれって命令を出してるんだ。」という結論でした。
正直、こどもの想像力と情報整理能力半端ないなと思いました。
(実際、どういうメカニズムで体全体が整った状態で成長するのか、誰か教えてください)

そんなできごとにより、
子どもたちもそれぞれの情報整理技術をもっていることが分かりました。
ただ、それが大人よりも柔軟で、自由だからこそ、大人では理解しがたいことがあるんですね。とっても尊い子どもたちの柔軟で自由な考え方。
型にはめて狭めないように子育てしていきたいなと思ったのでした。

 

Topics: 業務標準化