分類するスキルを養うのは、自身に身近な話題から。気づいたことは、けっこう何でも分類できるということ。

by こにしあつゆき on 12月 1, 2021
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【3分で読めちゃうシリーズ】

※この記事は今年の4月に作成されたものを再編集・再投稿しております。

 

ほとんどのものがデジタル化によって便利になってきました。
ただ無くしたくないものもたくさん。その一つが付箋です。

自身が社会人になって受講した研修や、
上司から受けた教育時にかかせなかった付箋。

つい最近の研修で、付箋の良さを再確認できました。

さて、いきなり問題です。
つぎの食べ物を分類できますか?

bpmblog9_1

 

右上から
・寿司 ・ステーキ ・天津飯
・ラーメン ・味噌汁 ・ハンバーガー

 

正解は・・・一つではありません。
ルールを決めなければ、分類の仕方は複数あります。

例えば、地域で括ると
☑ 和食(寿司、味噌汁)
☑ 中華(天津飯、ラーメン)
☑ 洋食(ステーキ、ハンバーガー)

また、形態で括ると
☑ 汁物(ラーメン、味噌汁)
☑ それ以外

☑ お米有り(寿司、天津飯)
☑ それ以外

などなど様々です。

 

「分類するスキル」は、業務を見える化するときにも有効です。

ご自身の業務を見える化するなら
まずは、自分がどんな業務を持っているのか。

例えば「この一週間で何をしたか」。
月曜の朝出社してから、金曜の夕方帰るまで。

付箋に一つの業務ずつ書き出すと簡単です。

 

bpmblog9_2

 

全て書き出したら、類似している業務をまとめます。
そうすると、自分の業務の種類の傾向が見えてきます。

ここで「分類するスキル」が発揮されますね。

自身の業務分掌内でしたか?
求められてる役割がほとんどでしたか?


マニュアルを作る際にも同じ手法が有効です。
①抽出(付箋→分類)
②ムリムダの発見
③業務の体系化


個人で見える化するときには特に重要でないですが、
グループ単位のときは「分類の単位」が人と異なる
ことがありますので、基準を決める必要があります。

冒頭の“食べ物”も分類の基準を決めないと
分類そのものの価値がなくなっちゃいますしね。

「分類するスキル」を身につける近道は、
分類するクセをつけること。
まずは普段の生活での様々な事柄を分類してみてください。

今までと違ったモノの考え方・捉え方をすることで
頭がリフレッシュされますよ。

では、また!

 

Topics: 業務標準化