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新紙幣に学ぶ「分かりやすい表現」について

作成者: Kiki|Aug 4, 2024 10:00:00 PM

 

この前、新紙幣の10000円札を手に入れました!!!

違和感がすごいですが、すぐに慣れるんだろうなあ。

変わったからには、カイゼンされているポイントがあるはず!

ということで今回は、新紙幣のカイゼンポイントを見ていきましょう👀

最も注目されているのは肖像画の変更ですが、今日注目するのは額面の表示です。

何が変わったか分かりますか?(紙幣の画像が載せられないため、違いを見比べたい方は調べてみてください🙇)

 

そう、年齢や国籍を問わず多くの人になじみのあるアラビア数字による額面表示が、旧紙幣よりも大きくなっています。

いわゆる、ユニバーサルデザインというものですね。

※新紙幣のユニバーサルデザインについてはこちら(日本銀行サイト)|https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/n_note/security.htm

 

旧紙幣の1万円札は、漢字で「壱万円」が1番大きく表記されていましたが、

新紙幣ではアラビア数字の「10000」が1番大きく書かれています。

 

旧紙幣の方は日本人ですらあまり使わない「壱」という漢字が使われており、

これはたしかに外国の方には識別がしにくいか…と今になって気付かされました。。。

 

このようなことって、仕事で資料を作る時にも考えなければならないポイントではないでしょうか。

 

少し思い返してみてください。

 ー 資料を資料を作る時、見栄え重視であえてカッコいい横文字や難しい言葉を羅列していませんか?

 ー 自社でしか通じない言葉で説明していませんか?

 

その言葉で、最も伝えたいことがストレートに伝わるのか?ということを一度考えてみましょう。

日本語で書けば簡単に伝わることを、あえてカッコいい横文字だらけの資料にしてしまうことで読みにくくなってしまう。

それでは意味がありませんね。

外部向けの資料は特に、一般的に通じる簡単な言葉を使うように心がけると、誰にとっても読みやすく、優しい資料が作れるでしょう!

社内では当たり前に使われている言葉も、社外では実は馴染みのない言葉だった、ということも多々ありますので気を付けましょうね。

 

そうそう、これは、マニュアルを作る時も同じです。

分からないことを確認したいときに使うのがマニュアルなのですから、難しい言葉、カッコいい言葉は必要ありません。

皆さまの会社にあるマニュアル、分かりやすい言葉で書かれていますか?

一度これを機に見直してみるのもいいかもしれませんね!

 

(そういえば、個人的には、お堅い契約書がもう少し読みやすくなってくれると嬉しいなあ…普段、甲とか乙とか使わないし…あ、これは独り言です。。!)

 

それでは、今回はここまで。
次回もお楽しみに!